指導者
世界一線級の充実の指導陣
柳嶋 耕太
常任指揮者

早稲田大学在学時より指揮活動を始める。2011年に渡独。マンハイム音楽・表現芸術大学指揮科を経て、ザール音楽大学指揮科卒業。学内ではアシスタントとしてザール音楽大学合唱団の指導・指揮に携わる。学外では、ルートヴィヒスハーフェン・オッガースハイム聖セシリア教会合唱団専任指揮者、ザール福音派合唱協会客演指揮者を務めるほか、各合唱団をスポット指導するなど、地域の合唱指揮者としても活躍する。
2015年、ドイツ若手指揮者の登竜門であるドイツ音楽評議会・指揮者フォーラム(DIRIGENTENFORUM)研究員に選出、同時にCarus出版より"Bach vocal"賞を授与される。以来、ベルリン放送合唱団(Rundfunkchor Berlin)、北ドイツ放送合唱団(NDR Chor)、ザールブリュッケン室内合唱団をはじめとするドイツ国内各地の著名プロ/セミプロ合唱団を指揮。2013年度ドイツ連邦教育研究省奨学生。
合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之、声楽をアンネ-カトリーン・フェティクの各氏に師事。モールテン・シュルト-イェンセン(デンマーク)、サイモン・ハルゼー(イングランド)、ヘイス・レーナース(オランダ)、イェルク-ペーター・ヴァイグレ(ドイツ・ベルリン)、ステファン・パルクマン(スウェーデン)、ジュゼップ・ビラ・カザーニャス(カタルーニャ)などの各氏をはじめとする多数の講師のもと指揮マスタークラスを修了。
2017年秋に帰国。以来、vocalconsort initium、室内合唱団vox alius、Projektchor Philharmonia、横浜合唱協会、こだいら合唱団、東京ユヴェントス・フィルハーモニー合唱団、Chor OBANDESなど多数の合唱団で音楽監督および常任指揮を務める。またオルケストル・アヴァン=ギャルド、プロムジカ使節団などの新進気鋭の古楽オーケストラとも指揮で共演するほか、(株)コーラスカンパニー主催の合唱指揮講座講師を務めるなど後進の育成にも力を入れる。さらに、ザールブリュッケン室内合唱団、Ensemble Vocapella Limburg、ヴォーカル・アンサンブル カペラ、emulsion、Salicus Kammerchorなどに所属するアンサンブル歌手としても活動を拡げる。
三好 すみれ
ピアニスト・コレペティトール

東京音楽大学作曲指揮専攻(芸術音楽コース)卒業。卒業時、管弦楽作品が学内オーケストラによって上演された。同大学院音楽研究科器楽専攻鍵盤楽器研究領域(伴奏)修了。同大学ピアノ伴奏研究員を経て、平成29年度文化庁委託事業『次代の文化を創造する新進芸術家育成事業 マリエッラ・デヴィーアによる新進歌手とコレペティトゥアのためのワークショップ』修了。河原忠之氏主宰『Gruppo Kappa』第3~6期メンバー。
これまでにこだいら合唱団、Projektchor Philharmonia、Novanta Quattroなどに稽古ピアニストとして携わる。
2022年、アーツカウンシル東京からスタートアップ助成を受け伴奏ピアニスト視点のコンサートシリーズ『Radice Viola』を始動。
2ヶ月間で行われた5人の歌手とのデュオリサイタルの演奏全てとキュレーション・プロデュース・新作初演を手掛けた。同年冬、企画公演「音とことばのエスキース」が北とぴあ国際音楽祭参加公演に選出。同年発足の若手メンバーを中心とするオペラカンパニー・Novanta Quattro公演『ラ・ボエーム』では全幕本番ピアニストを務めた。
現在コレペティトールとして研鑽を積みながらアンサンブルピアニストとしての活動も行っている。