横浜合唱協会
代表挨拶
横浜合唱協会のホームページにお越しくださり誠にありがとうございます。私たち横浜合唱協会は、毎週土曜日、横浜に集まって、バッハを中心に、おもに西洋の合唱曲を楽しんでいるグループです。オケ付きの大曲からアカペラの曲、宗教曲や世俗曲、ルネサンスから近現代まで、幅広くチャレンジしています。50年以上の長い歴史を持ち、2020年には70回目の定期演奏会を開催することができました。
バッハやブラームスなどの合唱曲は、言うまでもなく西洋の文化のなかで生まれたものです。歌詞はドイツ語やラテン語であり、内容は西洋の人々の宗教観や精神文化の表現です。したがって、私自身、それを充分に理解することは難しいように思えますし、実際、きちんと内容を理解して歌っている状態だとはとても言えません。にもかかわらず、これらの音楽は数百年の時を越え、文化の違いを越えて私(たち)を捕らえて離さない力を持っています。私たちは忙しい日常のなか、時間を割いて練習会場にかけつけます。そして、先生の合図のもと譜面に従って声を出します。その声が仲間の声と重なって空間が声で満たされると、目に見えない不思議な何かが私たちを包みます。そしてそのなかで何かとても大事なことに気付かされる、そんな瞬間が訪れます。“私は生かされているんだ”と。
柳嶋耕太先生には2018年からご指導を仰いでいます。先生は私たちの手を引いて、私たちが今まで見たことのない美しい世界・素晴らしい世界へ導いてくださいます。「こんな素敵な世界があるんだ」と、練習のたびに心弾む体験をさせてくださいます。柳嶋先生はそんな特別な力を持ったマエストロです。そのような先生の指導のもと不朽の名作を仲間と共に歌う、週に一度のこの贅沢な時間は、気が付けば私にとってすでに生きる支えとなっています。
ホームページをご覧になってくださったあなたも、もしよろしければ私たちの仲間に加わってみませんか。
横浜合唱協会 代表:天ヶ瀨 圭三
横浜合唱協会の紹介
このホームページに演奏履歴もありますのでそちらもご覧ください。
横浜合唱協会は1970年に発足し「横浜でバッハのマタイ受難曲を歌うこと」を目標に活動を始めましたが、1970年代の終わり頃から「合唱の歴史連続演奏シリーズ」と題して、パレストリーナからメンデルスゾーンに至るまで様々な作曲家の作品を9回に亘り演奏しました。
1985年にバッハの作品に戻ると同時に、当時の指揮者八尋和美氏が故G.Ch.ビラー氏(後にトーマスカントルに就任)と知己を得ることによりバッハの生誕地ドイツでの演奏が実現。1997年の第1回ドイツ演奏旅行以来、2002年、2008年、2015年と、4回にわたりバッハが生涯最後の27年間をカントルとして活躍したドイツ・ライプツィヒの聖トーマス教会で演奏しました。特に2015年9月の第4回ではライプツィヒを中心に活動しているアミチ・ムジケ・ライプツィヒamici musicae Leipzig(合唱とオーケストラの団体)と聖トーマス教会にて、2017年10月には横浜においてジョイント・コンサートを行い、現在も交流を続けています。
2018年6月に柳嶋耕太氏を指揮者に迎え、新しい感性のもと、より充実した1ランク上の演奏を目標に掲げて活動しています。
2020年9月に計画していた第5回ドイツ演奏旅行、2021年10月の定期演奏会はコロナ禍により中止を余儀なくされましたが、70名超の会員数を維持しつつ2022年5月から定期演奏会を再開し、2024年1月の第73回定期演奏会に至っています。
さらに2024年9月の第5回ドイツ演奏旅行、2025年1月の第74回定期演奏会の成功に向けて活動しています。
横浜合唱協会はさらなる演奏会の充実と「持続可能な合唱団」のための入会促進を図ることにより、より一層質の高い演奏活動を継続していきます。
お知らせ
2024.09.14.
トーマス教会合同演奏会終了
ライプツィッヒ聖トーマス教会でのamici musicaeとの合同演奏会が終了しました。
2024.08.06.
練習について
8月10日(土)の練習は柳島先生がお休みのため、自主練習となります。また、8月17日(土)の練習はお休みです。8月24日(土)以降の練習は通常通りですが、演奏旅行中の残留組による国内練習(9月14日(土),21日(土))はありません。
2024.07.13.
7月20日の練習について
7月20日(土)の練習は柳島先生がお休みのため、浜田広志先生に指揮をお願いします。ご了解ください。
2024.06.30.
74回定演にむけての募集
第74回定期演奏会に向けて新規会員募集を行っておりましたが、6月末で募集を終了しました。が、引き続き会員募集は行っておりますので、練習の見学は随時可能です。事前にご連絡をいただけるとスムーズに行える、はずです。